日本歴史紀行

歴史好きで、様々な史跡を巡る紀行ブログです。

歴史紀行 15 ‐ 17 法隆寺 食堂、細殿

葵 北風


法隆寺

食堂(じきどう)左と細殿(右)


奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内




東西に細長い2棟の建物が並ぶのが、食堂と細殿です。



同規模の建物が並び、一組のように接している建物を双堂(ならびどう)といい、奥行きを大きく取る奈良時代の手法です。

 

 


食堂は文字通り僧たちの食事の場で、堂内中央に須弥壇(しゃみだん)が設けられ、奈良時代の薬師如来座像が安置されています。〜法隆寺伽藍縁起〜によると、当時の食堂は大講堂に匹敵する大きさの規模でしたが、火災焼失し、現在に伝わる食堂は、焼失前の前身もしくは法隆寺の寺務所にあたる政所(まんどころ)であったと考えられています。



壁がなく、柱だけの構造の細殿は、食事前の儀式の場であったとも伝わります。



食堂は奈良時代再建の国宝、細殿は鎌倉時代の重要文化財です。