日本歴史紀行

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歴史紀行 15 ‐ 12 法隆寺 東室

葵 北風






法隆寺 東室

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内




東室

法隆寺の僧たちの居住空間は僧房と呼ばれ、747年、天平19年に法隆寺資材帳に記された4つの僧房があり、かつては西院伽藍の廻廊を囲んで東室、西室、北室と3ヶ所ありました。



現在は三経院と棟続きの西室と、廻廊の東側に南北に細長い建物の東室だけが残され、また、創建当初の僧房の姿を今に伝えるのは東室だけになりました。




扉口と連子窓の南北二間分で1房を示し、本来は9房であったものが、南側の3房が聖霊院に改造されて6房分が残りました。




平安時代の保安年間(1120~1124)に旧材を用い

た再建に近い大修理がなされ、以来、度重なる大修理や改築によって僧房としての機能はすっかり失われてしまいました。



現在の建物は、北側の第2、第3房が飛鳥時代後期から奈良時代前記のいわゆる白鳳時代の創建

当初に近い形式に復元されています。



東室は大房とも呼ばれ、主に上位の僧侶が生活をし、小子房の名の妻室が小さな中庭を挟んで並立していました。

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